民法典 法典編纂で立法の空白を埋める

文章來源:中國網日本語版 發佈時間:2020-05-20 08:47:01 責任編輯:李明艷
作者: 來源:中國網日本語版 2020-05-20 08:47:01

 民法典は社會生活の百科全書と稱えられ、一國の経済・社會発展の実情を克明に描く。中國共産黨第18期中央委員會第4回全體會議(四中全會)で民法典の編纂が要求されてから、新中國の史上初となる民法典の編纂は立法機関から法律実務部門に、専門家・學者から一般人に至る人點の注意を引いている。継承しつつ発展し、守りつつ革新を求める。民法典草案が間もなく開かれる第13期全人代第3回會議の審議にかけられようとしており、民法典編纂がラストスパートの段階に入った。


 中國法學會民法學研究會會長の王利明氏は、次のように述べた。


 中國獨自の民法典の制定は、數世代に渡る民法學者の夢だった。いまやこの夢が葉えられようとしている。間もなく開かれる第13期全人代第3回會議で、民法典草案が審議にかけられる。


 これは新中國の立法史上の節目となる大ニュースだ。民法典は新中國成立後で初めて「法典」という名を持つ法律で、基礎的な民事法律規範を持つ。民法典草案は総則、物権、契約、人格権、婚姻家庭、継承、侵害責任の7編に分かれる。中國の実踐に根ざし、各國の立法の経験を參考にし、中國民事立法にあるべき水準を示す。


 中國の立法機関は過去に何度も民法典の制定に著手したことがあるが、當時の経済・社會発展の制限により「小売後に卸売」というプランを採用した。すなわち先に物権法、契約法、侵害責任法などの民事単一法を制定し、これを踏まえた上で民法典を編纂するということだ。しかし民法典の編纂は単純な「法律のまとめ」ではない。科學的・合理的な、論理性と內在一致性に富む體系を用いることで、既存の民事単一法のすべての內容を統合し、かつ一部分野の立法の空白を埋めなければならない。


 法典化により単一法律の全面性・係統性・協調性がないといった問題の解消を促し、「あちら立てればこちらが立たず」という法的な衝突を解消する。民法典編纂は司法機関に全面的で権威ある、係統的な裁判のルールを提供する。また一般人にとっては、さまざまな民事行為の案內・規範になる。


 民法典草案は単獨の人格権編を設けた。これは中國の民法典編纂の大きな見所だ。これはインターネットやビッグデータの時代の人格権保護の需要を適応し、人格権保護が現在直面しているさまざまな挑戦に応じる。中國の特色、中國の智慧を持つ。例えば民法典草案は人格権侵害を禁じる制度を設けている。裁判所が人格権侵害行為について直ちに禁止令を出し、被害者を速やかに救済する。


 四中全會が民法典編纂を決定した後、立法機関は多くの取り組みを行った。法學界、法律界が積極的に提案し、立法を支えた。民法典の各編は全人代常務委員會の審議と修正を経ている。民法典草案は全體的に成熟している。民法典編纂は人民のための立法であり、人民の願いを最優先している。人民の利益の訴求を十分に反映し、人民の利益を最大限に求める。民法典の早期発布・施行により、全面的な法に基づく國家統治に力強い制度の支えを提供し、中華民族の偉大なる復興という中國の夢を実現するため力強い法治の保障を提供することに期待する。


 「中國網日本語版(チャイナネット)」 2020年5月19日

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