第1四半期、全國のインターネット小売市場は安定して運行し、「宅経済」は市場の注目點となった。商務部のビッグデータ観測によると、第1四半期のEC中継は400萬回に達した。インテリア、臺所用品、トレーニング機材などが消費者から人気を集め、売上は40%増加し、ノートパソコン、プリンタ、キーボードなどの在宅勤務用品の売上も10%以上増加した。
ネット小売の中で、農産品は売上が好調となった。第1四半期、全國の農産品ネット小売額は936億8000萬元に達し、31%増加。うち、肉類・卵、食用油、野菜は70%以上増加した。832の國家級貧困県のネット小売額は277億5000萬元で13.3%増加し、全國のネット小売額より14.1ポイント高い伸びとなった。
商務部の観測によると、カテゴリ別では薬品、食用油・食品などの売上高が20%以上増加。自動車用品、傢具、衣類・靴・防止などの商品の売上は3月にやや回復した。地域別で見ると、東部と東北地區がそれぞれ2.8%と8.7%増加した。
商務部の高峰報道官によると、ECサイト運営會社、サイト內の業者、物流配達サービス會社が業務再開を積極的に進め、市場の安定を保障した。商務部ビッグデータの主要ネット小売店350萬店を対象とした観測によると、サイト內の業者の業務再開率は約90%で、2月末より20ポイント上昇した。
「中國網日本語版(チャイナネット)」 2020年5月6日